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アランマーレ秋田 平松選手&嘉数選手

アランマーレ秋田の魅力に迫る
キャプテン平松選手×嘉数選手Wインタビュー

チームの魅力、選手の魅力に迫る

日本女子バスケットボールのトップリーグである「Wリーグ」に所属するアランマーレ秋田。リーグ参入2年目となった昨シーズン(2022-2023)ではプレーオフ進出という目標にはあと一息のところで届かなかったものの、参入初年度以上の勝利を重ね、最後まで諦めずに戦い抜く姿を見せてくれた。
今回はそんなアランマーレ秋田から、加入4年目でキャプテンを務める平松選手と、2021-22シーズンにアーリーエントリー選手として加入した2年目の若手選手である嘉数選手をお招きし、対談を実現。
チームの魅力と選手個人の魅力に迫るべくお話を伺った。

(トップ写真)
左 / #23 平松選手 / 163cm / PG
右 / #25 嘉数選手 / 175cm / PF

ーーーおふたりがバスケットボールを始めたきっかけは?

平松 2人いる姉がバスケットをやってたことと、父もミニバスのコーチをやっていたのでその影響で始めました。

嘉数 えー、知らなかったです。お父さんミニバスのコーチなんですか。

平松 一応(笑) 気付いたら姉の試合を見に行ったりとか自分もボールで遊んでたりして。バスケ部には小学3年から入りました。

嘉数 私は兄の影響で小学2年生の頃にバスケットを始めました。小学1~3年まで女子バスケットがなかったので、兄と一緒に男子のミニバスに入っていました。端っこで女子ひとりだけで座っていたのが最初です。

平松 その時から身長は高かった?

嘉数 高かったです。今175cmですけど、小学6年生の時には168cmありました。

平松 えー!(笑)

アランマーレ秋田 平松選手
アランマーレ秋田 嘉数選手

ーーーそれぞれの出身地と秋田との違いは?

平松 私の出身地の東村山(東京)は自然がたくさんあるまあまあの田舎で。私はそういう所が好きなので、秋田に来て良かったなって思います。ドライブも好きなので秋田の道を走るのが楽しいです。

嘉数 沖縄の出身なんですが、秋田の冬の寒さには慣れません…(笑) 去年の冬に初めて雪道を運転して……ハンドルが持っていかれるじゃないですか。あれは怖すぎました。

平松 私は姉が長野に居ることもあって雪道は大丈夫なんですけど、秋田の道はツルツル滑りますね。でも冬の運転も嫌いじゃないです。あとは、秋田はバスケが盛んだなあと思いましたね。沖縄は?

嘉数 沖縄だと外の公園とか海の横とか色んな場所にリングがあって、そこでバスケしてる人が多かったです。実家の近くにもリングがあったので、休みの日にはそこで兄と弟とバスケしてました。

アランマーレ秋田 平松選手&嘉数選手

ーーー平松選手が嘉数選手に期待しているところは?

平松 対戦相手の大きい選手とマッチアップするので1対1はもちろん、持ってるスリーポイントも活かして昨シーズンと同じように積極的に打ってほしいです。ポストアップ付近でもどんどん1対1を狙って、ガンガン点を取りにいってもらいたいと思ってます。ディフェンスは多分得意だと思うので。

ーーー嘉数選手から見た平松選手の印象は?

嘉数 ずっとニコニコしていて、ウィンさん(平松選手のコートネーム)は本当に怒らない人なんだろうなって。試合中も楽しそうにバスケしてるし、ファンの皆さんにもいつも笑顔で接していて……というのが最初の印象です。
それは今も変わらないけど、試合のコートに立ったら司令塔のポジションで、ウィンさんが入るとすごく安心感があります。
シーズン通して、辛い時もキツい時も笑顔だから本当にすごいです。

平松 やったー(笑)

嘉数 チームの得点が止まったり苦しい時にディフェンスに当たったり、ゴールに向かっていく場面はウィンさんが一番多いと思うので。すごいなあって、助けられてばかりです。

ーーー嘉数選手のおっしゃる通り、平松選手は笑顔が印象的ですね

平松 結構、顔に出やすいので、困ってる時は困ってる顔になります(笑)
負けちゃった試合で退場する時にも笑顔でいますが、それは観にきてくれた方に感謝の思いを込めてという意味で。その時以外は自然と楽しんでる感じです。

嘉数 みんなにいい影響だと思います。ウィンさんが明るくなるとチームも明るくなる、そんな感じです。

アランマーレ秋田 平松選手&嘉数選手

ーーー2022-23シーズンを振り返ってどうでしたか?

嘉数 昨シーズンはWリーグのレベルの高さを痛感した1年でした。日本代表レベルの選手を相手にすることが今までなかったので、大学では通用していたことが通用しなかったり。

平松 ユイ(嘉数選手のコートネーム)はアーリーエントリーの時から即戦力で、3ポイントだったりドライブだったりというところでチームに貢献していたので、すでに期待の新人という1年だったと私は思います。
私自身はシーズンを通して、ポジション的にオフェンスでもディフェンスでもみんなが見ている存在なので、自分のディフェンスだったらプレッシャーを掛けている姿勢だったり、オフェンスだったら自分がアタックしてて周りを活かすプレー面だったりと、精神面でチームを引っ張っていかないといけないというのはずっと言われていて。それが出来た試合もありますが、正直出来なかった試合も多かった、という印象です。
ガードのミスは相手の得点に繋がったり流れが変わっちゃったり、ひとつのミスが重いと思っているので、そこも気を付けたいなと思います。
あとは顔に出やすかったりするんで、そこは直したいかな。

嘉数 (顔に出やすいのは)意外とそんなにバレてないです。

アランマーレ秋田 平松選手

ーーー22022-23シーズンで印象に残った試合は?

平松 アイシン戦だよね。

嘉数 アイシン戦でした。

平松 ブザービーターで逆転して勝ったのがアイシン戦で、それが結構印象に残ってますね。ちょうど、ここの2人(平松選手から嘉数選手へ)の連携って言うか。
自分がコントロールしてたボールを最後にユイにパスして、スリーポイントを決めたという流れで勝って、もうすごい嬉しかったです(笑)
最後自分で行こうかなと思ったんですけど、ユイが一瞬空いているのが見えて「頼む!」と思いながらパスを出して。それを決めてくれて「加入1年目でこんなに頼もしいんだ!」と実感しました。

嘉数 マジで印象的でした。

平松 小島さん(HC)も一番喜んでたよね(笑)

嘉数 周りの喜びようが(笑)

アランマーレ秋田 嘉数選手

ーーー今までバスケを続けてきた中で、影響を受けた方や出来事などはありますか?

平松 高校生、大学生の時の指導者の方に恵まれて。高校時代の恩師が、バスケットだけじゃなくそれ以外の事もしっかりと教えてくれたのと、大学の時の恩師もバスケの向き合い方とか、自分の今の人生をどう輝かせるかとか、すごい考える方だったので。その方々に良い影響を与えてもらってバスケを続けてこられたというのもあります。

嘉数 小学生からバスケをやってきて、バスケットが好きだからここまで続けられるんだろうなと思います。
それに父に結果で恩返ししたいという思いもあります。母はその厳しさを知ってるから絶対優しくしてくれて。両親に支えられて今ここまで来れてるなと、振り返って思います。
あと、大学の時の同期の存在が私の中で大きいですね。
今、4人の同期がWリーグの選手として活躍してるんです。大学4年の時に監督が急に変わっちゃって、インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)でも負けちゃって結果が残せなかったんですけど「次のステージでみんな活躍して恩返ししよう」という話をして終わったんです。だからWリーグの試合でも「同期も頑張ってるから自分も頑張れる」って。その影響は大きいです。

ーーー試合で同期の方と会うことも?

嘉数 試合会場で会ったら楽しいですよね。

平松 マッチアップ!

嘉数 お互いに知り尽くしてるじゃないですか。チームメイトだから。相手がやりたいことはなんとなく予想つくんですけど、自分もバレてるから、もう、うわーって(笑)

平松 試合始まったらバチバチ(笑)

アランマーレ秋田 平松選手
アランマーレ秋田 嘉数選手
アランマーレ秋田 平松選手&嘉数選手
ASUKA HIRAMATSU
#23 平松飛鳥 キャプテン
1994年5月23日生まれ / 東京都出身
163cm / PG / コートネーム:ウィン
経歴:東京羽田ヴィッキーズ
YUI KAKAZU
#25 嘉数 唯
1999年4月12日生まれ / 沖縄県出身
175cm / PF / コートネーム:ユイ
経歴:筑波大学