パラスポーツ 車いすバスケ公式戦が秋田で開催! 秋田WBC PHOTO REVIEW 2023.07.26 パラスポーツ 秋田県車椅子バスケットボールクラブ 「秋田WBC」公式戦初日に密着! TITLE創刊号で取材させていただいた小玉選手が所属する秋田県車椅子バスケットボールクラブ(秋田WBC)が、2023年7月22日(土)・23日(日)に能代市にて開催された「天皇杯第49回日本車いすバスケットボール選手権大会 東北ブロック1次予選会」に出場した。 「私自身ひさしぶりの公式戦で、緊張しながら会場入りしましたが、メンバーたちが私よりも緊張状態にあったので少しだけ平常心でいることができました」 そう話してくれた小玉選手に大会初日の2試合について感想を伺い、写真とともに振り返る。 vs 八戸HOOPS戦 試合の立ち上がりは一進一退の展開。選手は緊張からかシュートを外す場面が目立ったが、後半はチームが変わったかのように好転し、試合終盤は速攻も冴え始める。 「ハーフタイム中に八戸HOOPSさんのオフェンスパターンをチームに伝えてから迎えた後半は、ゲームのテンポにメリハリがついて我慢強く戦えたかなと思います。終盤の爆発は我慢の積み上げの成果ですね」と、小玉選手。 トーナメント1回戦、秋田県車椅子バスケットボールクラブは八戸HOOPS戦を57対17で勝ち上がった。 vs TEAM EARTH戦 2回戦に進んだ秋田県車椅子バスケットボールクラブは、30分という短いインターバルを挟んで試合に臨む。 対するTEAM EARTHはトーナメントのシードでこの日の初戦。体力的な違いが明らかにあった。 この試合について小玉選手は「準決勝では1Qこそ身体が温まってコートに馴染んでいるアドバンテージでペースを引き込めました。しかしその後は主将のアクシデントからポイントガード不在、オフェンスからディフェンスへの攻守の切り替えの悪さと司令塔が抜けたことで、流れが戻らなかった」と語る。 トーナメント2回戦、秋田県車椅子バスケットボールクラブはTEAM EARTH戦には惜しくも敗れた。 大会1日目を終えて 小玉選手は22日の試合全体をこのように振り返ってくれた。 「車いすバスケットボールの魅力のひとつでもある『ボールを持って車椅子を操作する』ということを、今後はプレイヤー全員がチャレンジできる様に取り組んでいくべきだと、前向きな課題を明確化できたゲームでした」 [ 試合情報・結果 ] 天皇杯第49回日本車いすバスケットボール選手権大会 東北ブロック1次予選会 日時 / 2023年7月22日(土)・23日(日)開催 場所 / 能代山本スポーツリゾートセンター「アリナス」 大会1日目 / 1回戦 秋田県WBC | 57 | vs | 17 | 八戸HOOPS 大会1日目 / 2回戦 秋田県WBC | 35 | vs | 57 | TEAM EARTH(福島) 大会2日目 / 3位決定戦 秋田県WBC | 28 | vs | 62 | ラッセル岩手 お問い合わせ先 / 秋田県車椅子バスケットボールクラブ Instagram / @akitawbc_team 秋田県車椅子バスケットボールクラブ 小玉 祐輔 Yusuke Kodama 1982年11月16日生 / 秋田市出身(山形市生) 2009年〜2010年夏 / 国立障害者リハビリテーションセンター車椅子バスケットボールサークル「NRC」 2010年夏〜2018年春 / 東京ブロック「COOLS」 2013年〜2016年 / 埼玉県選抜 2017年〜秋田県在住 [関連記事] 小玉祐輔選手インタビュー 車いすバスケの魅力 性別・年齢・障害の有無も問わず同じコートでプレーできる車いすバスケ。秋田市出身の小玉選手に競技についてお話しを伺った。 2023.06.01 Post Share Pin it パラスポーツTITLE記事, バスケットボール, 車いすバスケ 地元秋田の応援の中でプレーしたい アランマーレ秋田 髙野選手インタビュ... 誰でも夏の海を楽しめる 自然を五感で楽しむイベント「海で遊ぼう」