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イベント「海で遊ぼう」

誰でも夏の海を楽しめる
自然を五感で楽しむイベント「海で遊ぼう」

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自然の中でみんなで楽しみ共に学ぶ

2023年8月6日(日)、道の駅 岩城にて「海で遊ぼう」というイベントが開催された。
主催するのは秋田県内の障がい者スポーツに関わる医療従事者で構成された団体「Chain of Smiles Project」に所属する佐藤理枝子さん。
同団体では秋田県内在住の障がい児者およびそのご家族に向けて、スポーツを軸に社会参加や活動の機会を作っている。
「障がいを持つ子どもたちとそのご家族の遊び場が秋田県内に増えますように」
「どんな人にも夏の海を楽しんでほしい」
そんな思いから「海で遊ぼう」は始まった。

イベント「海で遊ぼう」

このイベントで講師を務めるのは、岩城を拠点に「秋田の大自然をフィールドに水遊び」をテーマとした体験型アクティビティやスポーツツーリズムなどの事業を行っている「GLASSY」代表の檜山英宏さん。
様々な場で各マリンスポーツ等の講師としても活動している檜山さんは10代後半からサーフィンを始め、全国各地のコンテスト参加。サーフィンの腕前はスポンサーが7社もつくほど。
2017年に「より多くの人たちにアドベンチャーを」という思いからGLASSYを立ち上げ、「大人から子どもたちはもちろん、今まで外で遊んでいない子や障害を持っている子も、みんなで楽しみ共に学ぶ!」をモットーに事業に取り組んでいる。
「これまでの経験から、自然を五感で感じ一緒に体験し、私たちも一緒に楽しむからこそ、人の本当の笑顔を引き出せると実感しています」と檜山さんは話す。

イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」

8月6日、日曜日の朝8時半。
朝から強く降り注ぐ日差しのもと、障がい児とそのご家族4組が会場に集まり、イベント「海で遊ぼう」がスタートした。
講師の檜山さんとスタッフが、サーフボードを抱えて子どもたちと海へ入る。

数年前から開始されたこの「海で遊ぼう」というイベント。今回が初参加となる子どもたちの中には海に戸惑う様子も見られたが、いざサーフボードに上がると一転。波の飛沫を浴びながら、顔いっぱいに夏の笑顔が広がっていく。

保護者の方の温かい眼差しのもと、海と砂浜を肌で感じている子どもたち。
どの子も表情は明るく、目は輝き、その笑顔は大人たちまで笑顔にしてくれる。

イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」

自然の楽しさ、自然の大切さ、自然からの癒し、自然からもらうパワー。
言葉だけでそれらを実感することはなかなか出来ないかも知れないが、実際に子どもたちが海に入り、砂浜の上に座り、スタッフや保護者の方々と触れ合う姿を見ていると、その言葉は本当だと強く感じられる。
まさに「自然からもらう感動」を五感で受け取っているその瞬間は、羨ましく思うほどの感動を与えてくれた。

イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」
イベント「海で遊ぼう」

「私たちも一緒に楽しむからこそ、人の本当の笑顔を引き出せる」
そう話してくれた檜山さんの思いはその日、目の前の景色の中に広がっていた。

イベント「海で遊ぼう」

[イベント概要]
海で遊ぼう
日時 / 2023年8月6日(日)8:30〜開催
場所 / 道の駅 岩城
主催 / Chain of Smiles Project