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- 秋田銀行 RED ARROWS スペシャル対談 熊谷日毬選手×古野実希選手
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日本社会人バスケットボールリーグ、通称SBLに所属する秋田銀行女子バスケットボール部RED ARROWS(レッドアローズ)。SBLでは「SBL-SB1」が全国リーグ、「SBL-SB2」が地域リーグとして開催されており、秋田銀行RED ARROWSはSBL-SB1リーグを舞台に全国のチームと戦っている。2024年度は全6チームが参戦するリーグ戦にて第4位、SBL-SB2所属のチームを含む全14チームが戦った「高松宮記念杯 第7回全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ」にてベスト4という成績を残した。
チーム全員が一本の矢のように結束し、力強く相手を打ち破っていくイメージから名付けられたというRED ARROWS。チームに所属し5年目を迎えた副キャプテン熊谷日毬選手と古野実希選手のお二人に、お話を伺った。
インタビュアー / 木杉優介
※記載の情報は、取材時2025年11月の内容です。
対談の様子は動画でも見ることができる。下記リンクからぜひチェックしてみてほしい。
(トップ写真左) #8 熊谷日毬選手
(トップ写真右) #33 古野実希選手
ーーーバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
熊谷 母親がずっとバスケットボールをやっていたので、生まれた時から一緒に練習に行っていて、バスケがずっと身近にある状態でした。他のスポーツをする考えがなかった。
古野 幼稚園の頃、友達と一緒に遊びに行った時に母からバスケを勧められましたが、その時はまだあまりバスケが好きではなくて。本格的に始めたのは小学校2年生です。練習したことが大会で出来たりするのが自分の中で嬉しかったです。
ーーーコートネームと、その由来は?
熊谷 テラです。チームを明るく照らす。という意味で、秋田銀行に入行した時に先輩が付けてくれました。
古野 ロンです。ストロングのロン。シンプルですけど、力強くの意味です。
ーーー秋田銀行RED ARROWSを選んだ理由は?
熊谷 出身校の松蔭大学から秋田銀行に入行した先輩もいたので、当時のヘッドコーチの方が声を掛けてくださって、すぐに「行きます!」と決めました。大学の先生に「秋田は遠いからお母さんに相談しなさい」と言われて一度持ち帰ることになったんですが、次の日にはやっぱり「行きます」と伝えました。
古野 私も先輩がいた影響もありましたが、秋田銀行のプレーを見た時に、雰囲気も良くて明るくて、こんなチームでバスケがしたいなと思ったのがきっかけでした。親元を離れるけど、親戚も秋田にいるので、バスケを通して少しでも秋田の力になれたらと思い、入行を決めました。
ーーーお二人とも秋田に来て5年目ですが、秋田の印象はいかがでしょうか?
熊谷 出まず思ったのが、人がめちゃくちゃ優しい。飲食店やお店の方が、すごくフレンドリーに話してくれます。
古野 冬は本当に寒い。夏は涼しいくらいで、静岡に比べると過ごしやすいです。季節感が違うと感じました。
ーーーやりがいを感じるのはどんな時?
熊谷 自分が働いている支店の皆さまも応援してくださることにやりがいを感じます。自分たちがバスケできる環境は、銀行の皆さまのお陰で成り立っているのでありがたいです。あとは、私が試合で地元の神奈川に行くからと、それに合わせて同級生たちが集まってくれて「テラが頑張っているお陰で友達同士集まれて嬉しい」とか、そんな風に言ってもらえる時にもやりがいを感じます。
古野 地元の友達が「頑張ってね」と言ってくれることに、やりがいと元気をもらえます。また支店の皆さまも応援してくれて、勝っても負けても励ましてくれるので「もっと頑張らなきゃ」という気持ちになります。
ーーー今までのキャリアの中で挫折しそうになった経験は?
熊谷 大学1年生の時に、前十字靭帯を断裂してしまったときです。その瞬間は「次にまた頑張ろう」と思ったけれど、復帰してからなかなか以前のプレーに戻ることはできず、怪我をする前の自分との違いを感じて、バスケをもうやりたくないと思った時期はありました。でもその時に支えになったのが、友達の励ましや、病院の先生です。先生はとても親身にリハビリにも付き添ってくれたので、バスケを続けることができました。
古野 高校を卒業して大学のバスケ部に入部した時に、レベルの高さを痛感し、自分のレベルの低さにこのまま付いていけるのかと自信をなくしたこともありました。それと怪我や体調不良もあり、なかなかパフォーマンスが上がらなくて気持ちが落ち込んだ時がありました。
ーーーヘッドコーチの佐藤清美さんは、Wリーグの強豪チーム「ENEOSサンフラワーズ」でヘッドコーチを務め、数々の優勝を経験してきた方ですが、どんな方ですか?
熊谷 優しいです。優しいですけど……同時に厳しいです。多くを話す方ではないんですが、言われることがいつもすごく的確で「そうだよね」ってすぐ思います。清美さんが話すことは正しいし、反論もないです。
古野 厳しいですが、的確すぎて納得せざるを得ないです。
ーーー(取材は2025年11月7日実施) 11月9日にある皇后杯のセカンドラウンド東北ブロック(※1)への意気込みをお願いします。
熊谷 最近はミニ国体や本国体など数点差で負けている試合が多いので、まず勝たなければと思います。負け癖をつけないためにも、まず一度勝ち切ることが大事だと思います。
古野 ここ最近負けが続いてしまっているので、この大会を勝ち抜いて、リーグ戦にいい状態で臨みたいと思います。
(※1) 秋田銀行RED ARROWSは、この大会で優勝。2026年1月5日から行われる全日本・皇后杯ファイナルラウンド進出が決定した。
ーーーSB1リーグでの試合を振り返ってみて、いかがですか?
熊谷 勝ち切れない試合が多くて、みんなで話し合う時にいつも出てくるのが、いいプレーもあるけど40分間継続できないというチームの課題です。自分たちの強みである走るバスケットを40分間継続できれば絶対に勝てると思っています。
古野 リーグにはレベルの高いチームが揃っているので、チームで必ず実行する共通認識を40分間徹底しないと、競る場面で勝ち切れなくなってしまう。もう一度気持ちを切り替えて、チーム全体で頑張りたいと思います。
ーーーチームのポジティブな面は?
熊谷 もともとスピード感のあるバスケットは意識していたのですが、ここ最近の負け続きで更に走る練習が増えました。明らかに自分たちでも練習での違いを実感しているので、それが試合で出せればいいプレーも増えると思います。
古野 走ることに関しては絶対に負けたくない気持ちでいます。練習で本当に走り込んでいるので、大会でも絶対に走り負けはしたくない。走って、点数も取って、リバウンドもみんなで頑張って、絶対に負けたくないですね。
ーーーお二人が幸せを感じる瞬間は?
古野 温泉に入るのが好きです。秋田は温泉がいっぱいあるので、オフは温泉に行っています。水風呂が大好き。
熊谷 私は水風呂は苦手で。試合の後のアイシングも苦手なぐらいなので。
古野 水風呂に長く入ってから温かいお湯に入るのが最高。
熊谷 私は毎週土日のオフには、いつも掃除をしてBリーグを観るのがルーティーンです。部屋を綺麗にしてからBリーグを観るのが好きで、掃除をしてる時が幸せを感じる瞬間です。
古野 Bリーグは、テラほどは観ないんですが、Wリーグは結構観ます。同じセンターの選手のプレーや小さくても戦っている選手のプレーを勉強しています。
ーーー今一番欲しいものは何ですか?
熊谷 めちゃくちゃ吸引力のある掃除機がほしいです。今の掃除機は吸っても吸ってもゴミが落ちてきている気がします。そのあと、クイックルワイパーをしたりしてるので。
古野 私は高級なドライヤーが欲しいです。すぐ乾いて髪が痛まないもの。それがあればなんでも頑張れそう。
ーーー最後に、皆さんにメッセージをお願いします。
熊谷 いつも応援してくださりありがとうございます。秋田銀行RED ARROWSの強みは走るバスケットなので、そこに注目していただけると嬉しいです。試合会場でも、YouTube配信でも応援よろしくお願いします。
古野 応援ありがとうございます。リーグ後半戦が始まりますが、またチーム一丸となってどんな時も走り抜けます。配信でも応援していただけると嬉しいです。