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- 北都銀行バドミントン部 永渕妃香選手インタビュー
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「人前で話すことが何よりも苦手です」
今回のインタビュー以前にもラジオ出演などで何度か取材を経験している永渕選手でも慣れた様子はなく、しかしその表情は満面の笑顔で、明るい雰囲気の中、撮影がスタートした。インタビューに答えるご自身の言葉数の少なさを気にして「大丈夫ですか?」と何度も取材陣を気遣い、終始ニコニコと笑顔で取材に応えてくれた。
そんな永渕選手の魅力が、インタビューを通して少しずつ見えてきた。
インタビューの様子は動画でも見ることができる。ぜひそちらでも永渕選手の魅力をチェックしてみてほしい。
バドミントンは、兄の練習について行った際に楽しかったことがきっかけで始めた。競技の魅力のひとつとして永渕選手が挙げたのは、相手選手との駆け引きだ。
「対戦相手と駆け引きをしながらラリーするのが好きです。それがすごく楽しい。それから、バドミントンの練習を頑張って、試合で勝った時もすごく嬉しい」
シングルスとダブルスのどちらかは、自分で取り組みたい方を選ぶことができる。永渕選手は小さい頃からシングルス。「ダブルスだと、私、独特な動きをしてしまうんです」と小さく微笑んだ。
バドミントンを続ける中で、これまでたくさんの思い出ができた。その中でも特に印象に残っているのは高校時代のことだ。
「高校の時のインターハイで、シングルスはベスト16まで勝ち進むことができました。仲間と一緒に戦う最後の大会であるインターハイをみんなで頑張れたことが、すごくいい思い出です」
北都銀行に入行したきっかけは、世界や日本のトップで戦う先輩方を見て、自分も一緒の舞台でチームの一員として頑張りたいと思ったから。佐賀にいる時から、北都銀行の先輩であり、同じ佐賀県出身の現マネージャーである田中果帆さんから、色々な話を聞いていたことも大きかった。
「入行1年目で、小さい頃から目指していた全日本総合バドミントン選手権大会に出場できたことがすごく嬉しかった。その舞台で思い切り試合ができたのが、すごく良い経験になりました」
北都銀行に入行して3年目を迎え、気持ちに変化が起きた。
「入行1年目は対戦相手に思い切ってぶつかっていける立場でしたけれど、今3年目を迎えて、結果を出したい気持ちがすごくあるのに、なかなか結果を出せずにいることに勝負の難しさを感じています」
思うように結果が出せず選手として思い悩むものの、支えになってくれる存在もあった。
「応援してくれているファンの方々や、家族や友達が背中を押してくれて、それがすごく支えになっています」
S/Jリーグでは、本来選択していたシングルスではなくダブルスで出場しているが、出場するからにはチームの勝利に貢献したいと強く思っている。
「ここまでの試合を振り返って、相手に立ち向かう気持ちでいることはプラスになっていると思います。ただ反省としてはプレー中、引いてしまう部分も結構あったので、そこを修正したいと思います。ダブルスをやってみると、シングルスにも活きてくる部分がたくさんあると気づいたので、これから頑張っていきたいです」
オフの日は、同じ佐賀県出身のマネージャーの田中果帆さんと一緒に出掛けることが多い。おいしいご飯を食べたり、秋田での生活を楽しんだりと、オンとは違うリラックスした時間を過ごしている。
「最近は青森県に行って、海鮮の盛り合わせを食べました」
“今一番欲しいものは何ですか?”と尋ねると、じっくりと考えるように間を置いてから、「お家」という高額な買い物の答えが返ってきた。
永渕選手の明るい笑顔は、内面に秘めた気持ちの大きさと関係がありそうだ。