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- 北都銀行バドミントン部 舛木さくら選手インタビュー
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北都銀行バドミントン部の副キャプテン舛木さくら選手に、競技についての思いやオフの過ごし方などさまざまなお話を伺った。
インタビューの様子は動画でも見ることができる。ぜひそちらでも舛木選手の魅力をチェックしてみてほしい。
ーーーバドミントンを始めた時期ときっかけは?
バドミントンを始めたのは小学校2年生の時です。
庭でお父さんや家族と一緒に打ち合ったのが楽しくて、それをきっかけに近くのチームに行き始めました。
ーーー小さい頃から運動は好きだったんですか?
小さい頃は鉄棒が大好きで、幼稚園の頃から逆上がりを延々やってるような子どもでした。
体も柔らかかったので、両親は体操をやらせようかと考えたこともあったそうですが、自分から「バドミントンをやりたい」と言って競技を始めました。
ーーーニックネームは「マスキッパ」?
チーム内では基本的に「舛木」か「さくら」のどちらかで呼ばれていますが、中学の同級生からは「さく」とか「マスキッパ」というニックネームで呼ばれることが多いです。
由来はポケモンにいる「マスキッパ」というキャラクターからです。
ーーーバドミントンのどんなところに魅力を感じますか?
自分がプレーしていても、他の人のプレーを見ていても、相手との駆け引きが魅力のひとつだと思います。
「こんな球を打つのか」とか「予想外のショットだったな」とか、そういう部分がやっぱり面白いですね。
ダブルスの試合ではスピード感があり、見ていて楽しいです。
ーーー高校時代、印象に残っている試合はありますか?
一番印象に残っているのは、高校3年生のインターハイで準優勝した時の試合です。
私が高校2年生の時(2021年)に新型コロナウイルスが流行り、その年は試合もインターハイも全部なくなってしまいました。
1年間、大会がまったくない状態が続き、高校3年生になりようやく試合ができるようになって臨んだインターハイで準優勝という結果を残せたので、自分の中で一番嬉しかったです。
ーーーインターハイを戦い終えた後の気持ちは?
決勝戦は負けてしまい悔しい思いもしましたが、高校3年間を振り返ると、地元栃木の作新学院でプレーできたことをとても嬉しく思いました。
少しだけですが、親や応援してくれる方々に恩返しができたのではないかと思っています。
ーーーなぜ秋田の北都銀行を選んだのですか?
大学進学ではなく実業団に進みたい気持ちがあり、北都銀行が候補に挙がっていました。
佐々木翔監督からも熱心なアプローチをいただいていましたが、川上紗恵奈選手と試合をさせていただいた時に「こんなプレーヤーになりたい」という明確な目標ができたことが、北都銀行を選んだ一番のきっかけです。
ーーー舛木選手から見て、佐々木監督はどんな方ですか?
一言で言うと熱い方です。佐々木監督の選手時代から努力家のイメージで、ひたすらバドミントンに対して熱い気持ちを持って取り組んでいたと感じていました。
監督になってからも選手第一に考えてくれて、本当に熱い方だと感じています。
ーーー今シーズン、強豪のトナミ運輸から常山幹太さんがコーチ兼選手としてチームに加わりましたが、どんな方ですか?
プレーの面で言うと女子に共通する部分もあるので、自分のプレーにも取り入れやすいと思っています。
バドミントンに対してとても熱い方で、コーチとして一人一人のことを考えてくださり、私にとってもプラスになっています。
世界を目指していく上で必要なことを丁寧に教えてくれる方だと思っています。
ーーー挫折しそうになったことはありますか?
自分の中で一番心残りなのは、社会人1年目冬に、バドミントンで一番大きい大会である全日本総合大会に出場できずに終わってしまったことです。
その時は「大学に進学したほうがよかったかもしれない」という迷いも出ましたが、北都銀行に来たからにはいろんな方に恩返ししたいし、頑張ろうと気持ちを立て直すことができました。
ーーー挫折しそうになったとき、一番支えになったのは?
家族の言葉が一番支えになりました。
全日本総合大会に出場するチャンスを逃してしまった時に、両親にもとても申し訳ない気持ちになったのですが、両親がかけてくれた「どんな時でも応援してるよ」という言葉に支えられ、また頑張ろうと思えました。
ーーー北都銀行4年目となる今年の目標は?
後輩も入ってくる年になり、やっぱり結果を出したいという思いが一番強いです。
国内大会でも国際大会でも優勝するということが目標です。
ーーー自分のプレーの強みはどこだと思いますか?
私は身長が高いわけでもなく、1発の強い球があるわけでもないので、とにかくフットワークのスピードとタッチの速さを意識していて、それが自分の強みだと思っています。
どちらかと言えば、守りタイプではなく、攻撃で相手を崩していくタイプなので、その攻撃の部分に注目していただけたらと思います。
ーーーリフレッシュ方法は?
最近ハマっていることは、ヨモギ蒸しで疲れを取ることです。
サウナに似ていて、椅子の下で漢方を温めて、その蒸気で身体を温めて汗を流すんです。
特に疲れている時に行ったのですが、その後とてもスッキリして気持ちが良かったのでハマりました。
ーーー好きな食べ物はなんですか?
海外遠征が終わった後に食べたくなるのは、やっぱりお寿司です。
特にサーモンのお寿司が大好きで、最初から4皿食べちゃいます。
ーーー毎日を楽しく過ごすために気をつけていることは?
早寝早起きを心がけています。
休みの日でも必ず起きる時間を決めて、1日の行動スケジュールを立て、次の日のためにも早く寝るようにしています。
ーーーファンの方へメッセージをお願いします。
いつも温かい応援をありがとうございます。
今年の目標は、国内大会、国際大会ともに結果を残すことなので、その目標を達成できるように日々の練習を頑張っていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いいたします。