プロ・実業団・クラブチーム クラージュ秋田 男子バスケットボールチーム 選手インタビュー 2025.10.24 プロ・実業団・クラブチーム 秋田県内の特別支援学校の生徒やOBで構成される 秋田県トップチーム「クラージュ秋田」 クラージュ秋田男子バスケットボールチームは、昨年10月の全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」では、全国3位に輝いた秋田のトップチーム。 秋田市新屋地区にある栗田支援学校体育館を訪れた日は早春の光に包まれていた。 秋田県内各地の支援学校に所属する選手がチーム練習がある休日に集まってくる。 2025年6月に行われる「北海道・東北ブロック予選会」に向けて練習する選手の姿を追った。 (取材時 2025年4月27日) #9 高杉龍さん(25歳) #12 松田汰智さん(17歳) #15 佐藤侍志さん(17歳) インタビュアー/北川楓夏さん トップ写真/栗田支援学校体育館 ーーーバスケットを始めたのはいつ頃ですか? 佐藤 5歳くらいからです。保育園の時の友達に誘われて始めました。 高杉 小学5年生の後半からです。兄さんと遊んでいました。 松田 小学校3年生の頃にNBAの動画を見て楽しそうだなと思って始めました。好きなチームはロサンゼルスレイカーズです。 ーーーこのチームに入ったのは? 佐藤 中学校2年生からです。 高杉 高校2年生あたりから。 松田 去年(2024年)の後半ぐらい。 ーーーバスケをする上で大変なことはありますか? 佐藤 大変な部分は特にないです。ただ、新しい人や大勢の人と話したりするのは苦手だなと思います。 高杉 ガードのポジション的にもコミュニケーションが難しいところですが、自分から走ったりと頑張っています。 松田 天王みどり学園の部活動では積極的に声を出せるんですが、ここではまだあんまり声を出せていないです。 ーーー皆さん、コミュニケーションを取る時にちょっと緊張する感じでしょうか? 全員 はい。 ーーーチームの雰囲気はどうですか? 佐藤 年齢に差があると思うんですけれど、みんな優しく教えてくれたり、休憩中でも一緒に過ごして楽しいことをしてくれる先輩が多いです。こういう環境に感謝しています。 ーーー練習は毎日あるんですか? 全員 週1回練習しています。 ーーー練習がない日は、お互いに会ったりすることも? 松田 練習がない日に会うことはあまりないです。支援学校の大会では一緒に試合をしたりもするんですけど、学校の距離が違うので。 ーーー高杉さんは在籍期間も長いそうですが、新しいメンバーが入ってきたことをどう感じていますか? 高杉 若い選手が増えて嬉しいです。スピード感に若さを感じます。まだ25歳なので、自分も負けないないようにしたいです。 ーーー新しいメンバーから刺激をうけることもありますか? 高杉 若い子たちは優れたプレースタイルや上手い技術を持っているので、お互いにリスペクトしています。 ーーー先輩たちをどう思いますか? 松田 高杉キャプテンのように、3ポイントを決めるのがかっこいいなと思います。 ーーー自分の得意なプレーは? 佐藤 最近はディフェンスを頑張っていて、得意になってきました。攻撃ではドライブが得意です。 高杉 3ポイントシュートが得意です。 松田 僕も同じく3ポイントを見てほしいです。 ーーー全国障害者スポーツ大会の秋田県代表メンバーということで、2025年6月14日(土)・15日(日)に「北海道・東北ブロック予選会」がありますね。1位になると全国大会に進めるということですが、それぞれ意気込みをお願いします。 佐藤 得意なディフェンスからチームに貢献できるように頑張りたいです。また、ボールをもらった時にしっかり決められるようにしていきたいと思います。 高杉 主に札幌チームといつも決勝で当たるんですが、そこが一番の課題となっています。僕たちのスピードがあれば負けないと思うので、自分たちのプレースタイルを貫いて頑張ります。 松田 試合に出たら自分の役割をしっかり果たして、勝てるように頑張りたいと思います。 [関連記事] クラージュ秋田試合フォトレビュー クラージュ秋田が出場した「全国障害者スポーツ大会バスケットボール競技 北海道・東北ブロック予選会」を写真で振り返る。 2025.06.24 Post Share Pin it プロ・実業団・クラブチームTITLE記事, バスケットボール 秋田ノーザンハピネッツ株式会社 レスリング競技 岩澤さんインタビュー What’s B.PREMIER ─Bプレミアを知る─ 水野社長インタ...