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プロ・実業団・クラブチーム
アランマーレ秋田 北川選手&佐藤選手対談

アランマーレ秋田対談
北川選手×佐藤選手Wインタビュー

共通点も多い北川選手と佐藤選手の魅力に迫る

アランマーレ秋田の北川愛理選手と佐藤京香選手のおふたりは、同い年でありWリーグに所属する別チームからの移籍組でもある。北川選手は2022年5月にアイシンウィングスから、佐藤選手は2023年6月にトヨタ自動車アンテロープスから入団した。
そんな共通点も多いおふたりにWインタビューを実施。前シーズンの振り返りや競技外での楽しみ、今後に向ける思いについて伺った。

(トップ写真)
左 / #7 北川愛理選手 / 173cm / SG
右 / #15 佐藤京香選手 / 174cm / PF

ーーー2023-24シーズンはどんなシーズンでしたか?

佐藤 なかなか勝つことができない苦しいシーズンでした。チームとしても色々試しながら進んではいたんですがフィットしないことが多くて。でも、最後までこのメンバーで駆け抜けられたことは、私はすごく良かったなと思っています。

北川 チームとしての目標は達成できなくて、個人としても昨シーズンの数字で出ている結果を超えるという目標を自分で立ててやっていたんですけど、結果を見て分かる通りだいぶ下回った結果になってしまって。 チームに貢献できた試合はあんまりなかったな、という反省のシーズンでした。

ーーー目標として掲げていた「8位以内」へのプレッシャーはありましたか。

北川 自分たちも覚悟して臨んだシーズンではあったんですけど、やっぱりそのプレッシャーには苦しんだシーズンになりました。

佐藤 去年の勝ち数も超えたいと思っていたので8位以内を目標にスタートしたんですが、結果としては悔しさと、ダメだった、みたいな気持ちです。現実を突きつけられたシーズンになりました。来季に向かって頑張らないといけないと思いました。

アランマーレ秋田 北川選手&佐藤選手対談

ーーー北川選手は副キャプテンを務められましたが、どのようなことを心掛けていましたか。

北川 チームのみんながフィットしない時期が結構続いて、苦しい時はやっぱり自分たちが下の年代の選手に積極的に声をかけるようにした方がいいよねという話はずっとしていたんです。なので試合でも練習でも、シーズンを通してチームへの声かけは意識していました。

ーーー小嶋HCからはどんなことを言われていますか?

佐藤 体の強さが私の武器のひとつなので「体を使った力強いプレーをみんなに伝えてほしい」と言われています。

北川 チームとして苦しんだ要因の一つとして、やっぱり突出して点が取れる選手がいないっていうのがあって。「点を取れる選手になってほしい」と言われています。

ーーーホームゲームの演出面はどうでしたか?

佐藤 最高です!

北川 すごいです。ほんとに。

佐藤 会場が暗転して照明がついて……という演出も見たことないですね。Wリーグで試合してる中でも初めてぐらいの。すごいなって思います。

北川 私、昨シーズンに初めてホームゲームを迎えた時は、凄すぎる演出にめちゃくちゃ緊張しちゃって。会場が暗転してみんなが注目している中で1人ずつコートに入っていく入場の演出に本当に緊張してたんですけど、慣れてからは会場に来てくれたファンの方々の顔を見る余裕も出てきて。皆さんの応援してくださってる思いがとても伝わってくるので「頑張るぞ」という気持ちが高まります。

佐藤 もう何て言うか、あの会場の雰囲気を楽しむぞみたいな。自分の名前が呼ばれると「よっしゃ来た!」みたいな気持ちで自分の気持ちを盛り上げて入場することができるので、ホームゲームの演出は最高です!

アランマーレ秋田 北川選手&佐藤選手対談

ーーーバスケを始めたきっかけを教えてください。

北川 小学4年生の終わりぐらいの時に「バスケの大会を観においでよ」と誘われた時があったんですが、行ってみたらめちゃくちゃ楽しくて。それで始めました。

佐藤 私は幼なじみがバスケを始めたので、真似して部活に入って、という感じでした。

ーーー休日の過ごし方は?

北川 インドアでもあってアウトドアでもあるので、家の中にいるときは音楽を聴きながら本を読んだり、外出する時は一人でカフェに行ったり温泉に行ったりしてます。

佐藤 結構似てるんですが私も一人が好きで、基本はインドアだけど外行く時はドライブに行く、みたいな感じです。

北川 お互いが誘うタイプじゃないので。

ーーーお二人で出かけたりすることは?

佐藤 たまーに一緒にご飯に行ったり。ふざけたことを話してます(笑)

北川 あんまりバスケの話とかはしないですね。お互いに観てたオーディション番組の最終回について盛り上がったりしてます。周りにその番組を観ている人がいなかったので、あの時は火がついたようにお互いにバーッと喋ってました(笑)

ーーーいま欲しいものは?

北川 車の免許が欲しいです。秋田で美味しそうなお店とかを調べてみると結構遠くにあることが多くて。そうなるとやっぱ車で行かないと行けないので、免許が欲しいなって思っています。

佐藤 バキバキの腹筋が欲しいです(笑)
鍛えてもうちょっと絞りたいなって思います。

ーーー最後に、2024-25シーズンに向けての目標を教えてください。

佐藤 私は最初から迷いなくプレーすることを目標にやっていきたいと思っています。自分が迷わずプレーしていれば周りにもきっと伝わると思うし、みんなで高め合うことで、それが自然と勝利にも繋がっていくと思う。まずは自分にフォーカスしてやっていきたいと思います。

北川 来シーズン1部昇格に向けてチーム全員で頑張っていくんですが、その中で自分が一番目標にしたいのがホームゲームで勝つということ。昨シーズンはホームゲームで勝ち星をあげることが全然できなくて、応援してくださる方と勝つ喜びを分かち合えなかったのがすごく悔しかった。来シーズンこそホームゲームでたくさん勝って、勝利をお届けしたいと思っています。

アランマーレ秋田 北川選手&佐藤選手対談
2人でのポージングを考えていると、いつの間にかオリジナルのポーズを構えていた。
佐藤選手の横に広げた手の意味は謎に包まれたままだ。
アランマーレ秋田 北川選手&佐藤選手対談
AIRI KITAGAWA
#7 北川愛理 副キャプテン
998年7月15日生まれ
三重県四日市市出身
173cm / SG
コートネーム / アス
経歴 / 四日市商業高校
KYOKA SATO
#15 佐藤京香
1998年10月2日生まれ
福島県二本松市
174cm / PF
コートネーム / サト
経歴 / 白鴎大学
アランマーレ秋田 #16髙野選手
「私にとって秋田の応援は一番。あの声援の中で自分もプレーがしたい」という想いで地元秋田へと戻ってきた高野選手の、これまでのバスケット人生とは。
2023.07.25